リヴァプール

【アレクサンダー=アーノルド 】攻撃的サイドバックと言えばこの男!!気になるプレースタイルや市場価値、年俸は?【リヴァプール】

こんにちは、YOSSYです!
今回はリヴァプールの「現役最高の攻撃的サイドバック」、アレクサンダー=アーノルド選手をご紹介します!
リヴァプールアカデミー出身で若くしてチームの中心として数々のタイトルを手にしたアレクサンダー=アーノルド選手ついて、プレースタイルや経歴、市場価値や年俸の上昇についてもまとめさせていただきました!

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経歴

国籍:イングランド

生年月日:1998年10月7日(25歳)

身長:175cm

体重:72kg

クラブ経歴

・リヴァプール

・6歳からリヴァプールFCのユース出身の生抜きの選手である。

・2016-17シーズン
2016年10月26日、フットボールリーグカップのトッテナム・ホットスパーFC戦でトップデビューを飾った。2017年7月リヴァプールと長期契約を締結。

・2017-18シーズン
2017年8月16日、UEFAチャンピオンズリーグのプレーオフのTSG1899ホッフェンハイム戦で直接フリーキックを決めプロ初得点を記録、12月26日のスウォンジー戦では先発出場し、プレミアリーグ初ゴールを決めた。
チャンピオンズリーグ決勝で先発出場、レアル・マドリードに1-3で敗れたが、決勝での最年少先発出場者となった。この年リバプールのシーズン最優秀若手選手に選ばれ、プレミアリーグシーズン最優秀選手賞にもノミネートされた。

・2018-19シーズン
019年2月27日、ワトフォードFC戦で3アシストを記録、20歳143日での1試合3アシストはプレミアリーグ最年少記録となった。
このシーズン、アシストを12記録し、プレミアリーグのDFのアシスト記録を更新した。

・2019-20シーズン
開幕戦のノリッジ戦でオリジのゴールをアシストし、プレミアリーグ5試合連続アシストを記録した史上8番目の選手(DFとしては初)となった。
シーズンのアシスト数を13とし、昨シーズン自身が打ち立てたDFとしての最多アシスト記録を更新。これらの活躍によりチームの約30年振りのリーグ制覇に貢献した。この年アーノルドはPFA年間最優秀若手選手賞、PFA年間べストイレブンを受賞した。

・2020-21シーズン
チャンピオンズリーグ、グループステージ最終節のミッティラン戦で、主将のヘンダーソン選手がベンチスタート、副主将のミルナー選手なども欠場したことから、チャンピオンズリーグ史上最年少のでキャプテンを務めた。

・2021-22シーズン
2021年7月30日、アーノルドはリヴァプールと新たに長期契約を結んだ。2022年5月、FAカップ決勝でリバプールがチェルシーに勝利したことにより、FIFAクラブワールドカップ、UEFAチャンピオンズリーグ、UEFAスーパーカップ、プレミアリーグの6つの主要なトロフィーを獲得した史上最年少の選手となった(23歳と219日)。

・2022-23シーズン
DF面での緩慢な守備から非難される場面が増えたが、シーズン終盤には右サイドバックでの出場ながらビルドアップの際に中盤でフリーロールのようなポジショニングをするようになり、持ち味の鋭く正確なパスでチームを牽引し、批判を払拭した。

代表経歴

W杯で代表初選出という珍しい状況でFIFAワールドカップ ロシア大会のイングランド代表に選出され、2018年6月7日のコスタリカ戦でA代表デビュー。
ワールドカップではグループリーグ第3戦のベルギー戦で先発出場した。

プレースタイル

・メインポジションは右サイドバック

・高精度のピンポイントクロス
2018-19シーズン、2019-20シーズンにDFアシスト記録を自身で更新するほど積極的な攻撃参加が持ち味である。
ポジショニングやランニングのタイミングが正確で自身でボールを運ぶというよりは味方選手との連動によりベストなタイミングでクロスを供給する。
巻いて落ちるクロスを得意としているが、高速のグラウンダーのクロスなど相手選手には対応が難しい、そして味方選手は合わせるだけの正確なクロスが持ち味で現行最高の攻撃的サイドバックである。

・ボールコントロールと多彩なキック
クロスの精度だけでなくそのキックの精度は試合のコントロールや攻撃の起点となる。
キックの種類、回転のかけ方が豊富でそのバウンドのボールをそのキックでパスを通すかと驚くシーンが多い。
サイドチェンジやスペースへの浮き球のパス等、視野の広さとパス精度を活かして一本のパスで局面を変えてしまう。

・期待の偽サイドバック
2023-24シーズンはチームとしてアーノルド選手の偽サイドバックのシステムにチャレンジしている。
偽サイドバックとは攻撃時にサイドバックの選手がボランチや中央の位置まで上がってきて、攻撃にプラスの人数をかけるメリットがある。
現役選手トップクラスのパサーとしての能力を攻撃時に活かすシステムだ。
逆にカウンター時にはサイドにスペースを与えてしまうデメリットがあるが、元々守備の能力が高くないため目をつぶるのだろう。
まだ完全に機能しているとは言い難いシステムではあるが試行錯誤段階ともいえるため完成系は楽しみである。

市場価値

・2024年1月現在:7,000万ユーロ(111億9,000万円)

・2019年から2020年にかけての1億1,000万ユーロがこれまでの最高額

・世界最高の攻撃的右SBと評されていたアーノルド選手。
市場価値が大きく下落したにもかかわらず現時点でも右SBでトップの金額である。
SBはチームの戦略によって重宝される選手の特徴が変わってくるが、攻撃的サイドバックにおいてこの選手の右に出る選手はいないため今後も評価は変わらないだろう。

年俸

2021年~(リヴァプール★最新) 17億130万円
2019年~(リヴァプール) 6億8000万円
2018年~(リヴァプール) 8,500万円
2017年~(リヴァプール) 2,450万円

リヴァプール内で4番目に高い年俸を受け取っている。
現行契約が2025年までとなっており、再度契約の見直し段階と報道されているが、まだ24歳でアカデミー出身のこの選手は将来のキャプテン候補の一人とされているため双方納得のいく契約内容が準備されるだろう。

エピソード

アーノルド選手はインタビューで中学以降サッカーが趣味ではなくなったと語っている。
朝7時に出発し夜の20時に帰宅する。
学校とサッカーの練習だけを繰り返す日々を4年間過ごした。
ホームパーティーへの参加や家族との時間も失っていたという。
そんな生活があるからこそ今の成功があるのかと思えばそうではない。
同じ生活をしていた同級生が16人いたうち15人は残っていないという。
現時点でもプロを目指し私生活を捨てて励んでいても挫折してしまう選手は多い中、そういった方たちをサポートすることが自分の義務だと語った。

総括(感想)

世界最高の攻撃的サイドバックとして知られるアーノルド選手。
獲得したタイトルも素晴らしいものだが非難に晒されることも少なくない。
DFとして守備の能力には疑いがあり、レベルの高いWGの選手相手には通用しないからだ。
チームとしてアーノルド選手の長所を活かすべく戦術にチャレンジしているが、超攻撃的サッカーを体現するリヴァプールにとって欠かせない選手として今後の活躍に期待する。

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