こんにちは、YOSSYです！
今回はゴール関与力抜群、チーム活性化力抜群のエンクンク選手をご紹介します！
RBライプツィヒで得点王やブンデスリーガ最優秀賞の実績を引っ提げてチェルシーへ。
得点力とチームの潤滑油となる役割を期待されるエンクンク選手についてプレースタイルや経歴、市場価値や年俸の上昇についてもまとめさせていただきました！
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経歴
国籍：フランス
生年月日：1997年11月14日（26歳）
身長：175cm
体重：68kg
クラブ経歴
パリ・サンジェルマンの下部組織出身で、2015年12月にトップチームへと昇格。
U-19チームとしてUEFAユースリーグに出場。チームの準優勝に貢献する結果から2016年9月14日、契約延長を発表した。
契約期間は2年間延長され、2020年6月30日までとなる。
2019年7月18日、RBライプツィヒと2024年までの契約を締結した。
当時の市場価値1,200万ユーロに対して移籍金は1,950万ユーロ。
2021-22シーズン、34試合で20ゴール13アシスト(ゴール数はリーグ4位、アシスト数はリーグ2位)を決める活躍で、ブンデスリーガ年間最優秀選手に選出された。
2022-23シーズン、25試合出場で16ゴール、6アシストでブンデスリーガ得点王のタイトルを獲得。
DFBポカール決勝のフランクフルト戦では1ゴール1アシストを決めて優勝に貢献した。
2023年6月20日、チェルシーと6年契約を締結した。背番号は18番。
当時の市場価値8,000万ユーロに対して移籍金は6,000万ユーロ、契約解除条項が設定されていたため市場価値より安価に獲得した。
プレシーズンで好調を示し、中心選手として期待されていたが、シーズン開幕直前の8月2日に行われたドルトムントとの親善試合で負傷。膝の手術を受け、長期の離脱となる可能性が報じられた。
開幕から4カ月を棒に振るも、12/24、18節に途中出場からプレミアリーグ初出場を果たすとさっそく初ゴールを決めゴールゲッターとしての素質を見せた。
しかし1/6ポチェッティーノ監督の記者会見で前日練習で股関節を痛め再度の離脱を発表した。
代表経歴
2012年からフランスの世代別代表に招集され始め、2017年にはU-20フランス代表の一員としてFIFA U-20ワールドカップに参加し、3試合に出場した。
2022年3月25日、コートジボワール代表との親善試合にてフランス代表初キャップを刻んだ。
2022年、ワールドカップカタール大会を戦う26人のメンバーに選出されていたが、負傷でメンバーから外れる。
これまで10試合に出場しゴールはまだない。
プレースタイル
・メインポジションはトップ下、セカンドトップ、CF
・攻撃的な選手として驚異のオールラウンダー
RBライプツィヒ所属時の4年間で47ゴール36アシストを記録し、ゴール関与数でハイレベルなスコアを残す。
ドリブル成功数ランキングでも昨年25試合の出場にとどまる中、38回の成功で全体の8位とこちらもハイレベル。
ゴールハイライトを見ると裏への抜け出しから決めるパターンが多い。
まず体の強さがあり寄せてくるDFとボールの間に体を入れ、相手選手に一瞬体をぶつけブロックできない位置に置き冷静に決める。
シュートも多彩で相手GKの動きからループシュート、コースへ流し込む、股抜き、自身が無理なポジションならフリーの味方へアシストと、冷静さと視野の広さから高い決定力に繋げているため、一対一になれば必ず決められる安心感を持っている。
・高いユーティリティ性
トップ下、セカンドトップをメインとしているが、CFや両サイドでも適応可能。
得点だけでなく1列降りてのチャンスメイクもでき、ケイン選手並みの万能性を持ち得ている。
これは度重なる監督交代や前線メンバー入れ替えの中、様々な役割をこなさざるを得なかったことが、ユーティリティ性を伸ばした要因となったと分析されている。
チェルシーも選手の獲得に積極的な反面、選手と戦術を固定できていない印象があるため、CFやトップ下で出場した際も周りの選手とのコンビネーションに不安なくチームを活性化してくれるのではないかと期待する。
市場価値
・2023年12月現在：7,500万ユーロ(119億円)
・RBライプツィヒ移籍後順調の評価を高めこれまでの最高は8,000万ユーロ。
チェルシー移籍後すぐに怪我の影響もあり若干ながら評価を落とした。
・チェルシー内ではカイセド選手、エンソ選手に次いで3番目、プレミアリーグ全体でも15番目と評価はかなり高い。
26歳という年齢ながら今後のプレミアリーグでの活躍次第では評価をまだまだあげられる選手だけに期待◎です。
年俸
2023年～(チェルシー★最新) 16億5,480万円
2020年～(RBライプツィヒ) 4億1,000万円
毎年のように大型補強を繰り返すチェルシーにおいて、2023夏獲得選手の中で最高年俸の評価を手にしたエンクンク。
実績は申し分ないながら昨シーズン膝の靭帯断裂後、怪我に悩まされている印象を受ける。
過密日程や強度の高いプレミアリーグで年俸に見合う活躍ができるか、現時点でも怪我で離脱が続く中不安なファンも多いだろう。
エピソード
15歳でPSGの育成所に入所したエンクンク選手はU-17チームに入ったが、当時の身長は160cmそこそこに対して周りは成熟した体つきのライバルたちと争う中、度々U-16チームへ降格させられた。
アカデミー卒業が近づいても、それを理由にトゥールーズやRCランスなど、複数のクラブからプロ契約を断られた。
そんなエンクンクの素質を見抜いてプロ入りのチャンスを与えたのが、13-14から3シーズン、PSGの指揮を執ったローラン・ブラン監督だった。
歴代の指導者たちは「フットボールIQに関しては、常に他の子供たちよりも頭一つ出ていた」と評するエンクンク選手の将来性を見込んでの判断であった。
プロを諦めかけた男がブンデス最優秀賞を受賞するまでの成長にこうした経緯があった
総括(感想)
特に中盤から前線にかけて若手が中心のチェルシーにおいて、経験があり調和のとれるエンクンク選手はチェルシーにおいて必要不可欠なピースであった。
今シーズン始まるまでと現在の評価は変わってしまうが、ジャクソン選手に足りない部分をすべて補ってくれるのではと正直思っている方も多いのではないでしょうか。
チェルシーの躍進に向けて怪我からの早期の復活を期待します。
